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海蔵寺の後は、鎌倉での彼岸花の名所・英勝寺へ。
ここを訪れるのは、春の白藤の季節以来でしょうか?
境内には、白花マンジュシャゲが満開でしたが、赤花はまだ一部が咲き始めたところ。
見頃まではもう少しかかりそうでした。
大型台風が去り、朝夕は急に涼しくなった鎌倉です。
鶴岡八幡宮と甘縄神明宮の例大祭は台風の影響を受けましたが、今日の面掛行列は秋晴れに恵まれました。
この面掛行列(めんかけぎょうれつ)は、神奈川県の無形文化財に指定されています。
9月18日は、御霊神社(ごりょうじんじゃ)の祭神である「鎌倉権五郎景政(ごんごろうかげまさ)公」の命日。
地元では、「御霊神社」というより、「権五郎神社」の呼び名で親しまれています。
正午から境内で例大祭、13時から鎌倉神楽とも呼ばれる湯立神楽(ゆだてかぐら)、その後、面掛行列が行われます。
昨今はものすごい人気で、湯立神楽は近づくことも難しいため、行列だけ見物に行って来ました。
上段左から : 天狗 獅子頭 爺
下段左から : 鬼 異形(いぎょう) 鼻長
上段左から : 烏天狗 翁 火吹男(ひょっとこ)
下段左から : 福禄寿 おかめ(はらみっと はらみ女) おんな(産婆)
爺以下の十人衆のお面は、舞楽や田楽の流れをくむもので、鶴岡八幡宮の神幸祭の行列に使われていたのが、明治になってここに移ったといわれています。
また、頼朝の寵愛を受けた村娘が身ごもり、年に一度村人の無礼講を許したのがこの祭りの起源という伝説もあり、「はらみっと」とも呼ばれています。
その後も、雅楽奏者、御神輿等が長い列を作って練り歩きます。
はっぴ姿も可愛い
台車に載せられていた御神輿が神社手前で担がれます
江ノ電の踏切を渡って
無事、御霊神社へお戻りに
お面を付けていた方々もホッと一息
暑い中、お疲れ様でした
最後にプロのカメラマンが全員の集合写真を撮影されていたので、横からちょっと失礼!
下部に<追記>あり。
大型台風18号が接近中で、朝の内は土砂降り。
鎌倉にも大雨警報が発表されたため、長谷の鎮守・甘縄神明宮のお祭りは残念ながら中止となりました。
ところがその後、10時過ぎ頃からお天気が良くなって、昼近くには青空に…。
夕方まで晴れていましたので、御神輿渡御は何とか出来ましたね。
それも結果論ですが…。
今日は、鶴岡八幡宮の例大祭でしたが、こちらは無事に行われたのでしょうか?
そして、明日の流鏑馬神事は?
観光商工課のHPによると、小雨なら決行、大雨の場合は神事として3騎のみ行うそうで、決定は当日の正午近くの予定とのことです。
午後から甘縄神明宮の様子を見に行って来ました。
コロッケで有名な「宮代商店」さんとお隣の「安齊商店」さんの店頭
<追 記>
1)甘縄神明宮のお祭り : 神明宮から長谷観音交差点まで神輿渡御
2)鶴岡八幡宮の神幸祭 : 本宮から三の鳥居まで神輿渡御、大石段の下で御旅所祭を斎行
(以上、松岡様、情報ありがとうございました)
3)流鏑馬神事 : 神事は中止になり、稽古というかたちで行った
(以上、小笠原流・若日記より)
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