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東慶寺の次に浄智寺に向かいました。
鐘楼門の足下には、ショカッサイやサクラソウが咲いています。
受付裏手のタチヒガンは、まだ咲き始めのようで、鐘楼門そばのしだれ桜もこれからです。
この「タチヒガン」は、彼岸桜の一種で、「鎌倉市指定天然記念物」、そして「かながわの名木100選」のひとつでもあります。
境内には、ショカッサイ、ミツマタ、ヒュウガミズキ等が咲いていますが、驚いたのは書院庭園に淡いピンクのボタンが咲いていたこと。
遠くてよく撮れた写真はないのですが、念のためお寺の方にうかがったところ、確かにボタンの花でした。
鐘楼門
花冷え、花曇りの日が続いています。
開花宣言から一週間が過ぎ、本来なら満開になっていたはずの桜も、この冷え込みで足踏み状態。
今は、ソメイヨシノより早く咲く、しだれ桜が美しい鎌倉です。
東慶寺のしだれ桜も見頃を迎えています。
まだ上の方が咲いていないので、満開とはいえませんが、充分見応えはあります。
こちらのしだれ桜は、花びらが小さめで楚々としています。
鶴岡八幡宮の源氏池周辺、段葛とも桜はまだ殆どがつぼみです。
平年並みの開花なのかもしれませんが、昨年に比べるとかなり遅い気がします。
梅の開花が極端に早かったのに桜が遅目・・・本当に予測がつきませんね。
明日、明後日は、光明寺の「観桜会」ですが、こちらの桜も咲き始めたばかりのようです。
今日の源氏池の桜
今日の段葛
・・・ちなみに昨年の今頃は・・・
源氏池の桜(2008年3月28日撮影)
この違いには、驚きますね。
この季節、柳の柔らかな新芽がきれいです
今日、段葛を歩いていたら、沿道に花嫁さんが乗った人力車を発見!!
車夫さんは、有風亭の青木さんでした。
新郎は、外国の方のようでした。
道行く人も、立ち止まってカメラを向けたり、拍手を送ったり・・・
海蔵寺の後は、浄光明寺へ。
客殿向かい側の桜の一部が咲き始めていましたが、他はまだつぼみ。
しだれ桜も全然咲いていません。
楊貴妃観音のそばのユキヤナギがきれいでした。
一部が咲き始めた桜
長谷寺の次は光則寺へ。
こちらも見事なしだれ桜が満開ですが、参道には三脚を構えたカメラマンがズラーッと並んでいます。
自分も写真を撮るけれど、こういう光景にはなかなか馴染めません。
出来るだけ邪魔にならないような場所で、オズオズと撮影。
その内、一般の参詣客が来たので、その人達に紛れてすばやく(?)境内へ。
ホッと一息ついて、海棠(カイドウ)の咲き具合を見に行くと、まだ殆どつぼみですが、ほころび始めたものもあります。
しだれ桜が終わると今度は海棠が主役。
門前にいるカメラマン達が、ドッと移動してくる日も近いです。
WBCにドップリ浸かり、ハラハラドキドキの毎日を過ごさせていただきました。
そのお陰で(?)鎌倉散歩をサボっていたところ、ちゃるこさんから長谷寺と光則寺のしだれ桜が見頃との情報をいただき、早速行ってまいりました。
ちゃるこさん、ありがとうございました!!
今日から心を入れ替えて、鎌倉の桜を追っていこうと思います。
先ず、長谷寺へ。
お寺に近づくと、山門の向こうに満開のしだれ桜が見事です。
10時前に行ったので、観光客の数はそれほどでもありませんでしたが、皆さん歓声をあげていました。
毎年のように見ている私も、やはり感動!!
上境内のしだれ桜は、まだ全然咲いていず、ソメイヨシノはホンの何輪かがチラホラ咲き出したところでした。
桜の他にも、ボケ、アカバナミツマタ、ミツバツツジ、オウバイ等が咲き競い、境内はとても華やかです。
ハクモクレン、コブシは、残念ながら見頃を過ぎてしまっていました。
10時半を過ぎると次々団体さん達が到着し、大分混雑してきました。
穏やかな海を一望
☆☆ 鎌倉まつり ライトアップ ☆☆
今年の鎌倉まつりは、4月12日(日)~19日(日)。
その内、17日(金)~19日(日)に鎌倉文学館、大仏、長谷寺、光則寺が昨年同様、ライトアップされます。
長谷寺では、3日間、17時~20時、入山無料のポスターが貼ってありました。
18日(土)には、海光庵で寄席もあるようです。
光照寺の後は、北鎌倉へ来ると必ず寄る東慶寺へ。
豊後梅が咲き残っている境内には、彼岸桜、ミツマタ、スイセン、クリスマスローズ、サンシュユ等も美しく咲き、参詣客は爛漫の春を楽しんでいました。
また、今年も「仏像特別展」が始まりました。
普段なかなかお目にかかれない水月観音様も拝観できますので、お時間のある方は是非。
「仏像特別展」-松岡宝蔵
期 間 : 3月7日(土)~5月10日(日)会期中無休
時 間 : 午前9時30分~午後3時30分
入館料 : 300円
出展 : 聖観音菩薩立像(重要文化財)
水月観音菩薩半跏像(神奈川県重要文化財)
観音菩薩半跏像(鎌倉市文化財)
釈迦如来坐像
阿弥陀如来立像(天秀尼念持仏)
聖観音菩薩立像(高村光雲作)
釈迦誕生仏(後藤清一作)
その他 : 初音火取母 (重要文化財)
常設の離縁状など
歩いていると少々汗ばむほどの陽気です。
今日は久しぶりに北鎌倉の光照寺(こうしょうじ)へ行ってみました。
北鎌倉駅から鎌倉街道をいつもと反対の大船方面へ向かいます。
十王堂橋を渡り、しばらく歩くと右側に立派な小坂郵便局が見えてきます。
鎌倉小坂郵便局
立派な和風の建物で丸ポストが目立ちます
郵便局を通り越して、すぐ左側に台山の方へ折れる道があるので、そこを上って行くと右側に光照寺があります。
お寺まで駅からノンビリ歩くこと6~7分で到着。
山門への石段の左側には、ちょうどレンギョウとユキヤナギが美しく咲いて、出迎えてくれました。
山門の欄間には、「クルス紋・・・キリスト教の十字の紋」が掲げてあります。
江戸時代に鎌倉にもキリスト教の信者がいたのではないかと思われているようです。
こぢんまりした境内には、寒緋桜(カンヒザクラ)、ミツマタ、椿、水仙、バイモ等が咲いていました。
隠れた花の名所でもあります。
時宗西台山 光照寺(じしゅう せいたいさん こうしょうじ)
来迎寺(らいこうじ)のミモザ、しつこく今年3回目の訪問です。
(1回目,2回目)
ようやく中央の大木が満開になっているところを見ることが出来ました。
2本の若い木は、すでに満開を過ぎてしまっています。
やっと出合えた満開のミモザ
左側のハクモクレンがもうすぐ咲きそうです
昨年の光明寺の観桜会は、4月の第一土・日曜日でしたが、今年は一週間早く、3月28,29日とのこと。
暖冬のため、年々桜の開花は早まっているようですから、ちょうどよい日取りかもしれませんね。
今のところ固いつぼみですが、あと2週間・・・頑張って美しい花を咲かせて欲しいです。
昨年の観桜会の様子は、こちらをご覧下さい。
☆☆ 観桜会 ☆☆
期 間 : 平成21年3月28日(土),29日(日)
抹茶席 : 両日 10:00~15:00 700円
山門特別公開 : 同上 300円
法楽への誘い : 29日(日)13:00~
法話・アコーディオン・馬頭琴
2,000円(前売り1,800円)
総門に「観桜会」の看板
桜のつぼみ
光明寺の後、九品寺(くほんじ)のボケの様子を見に行きました。
満開になると見事なボケですが、こちらもつぼみ。
でも、かなり膨らんでいます。
九品寺のボケ
何日か前に我が家の裏山でウグイスの初音を聞きました。
今日は朝から晴れ間が広がり、一段と元気よくさえずっているようです。
大巧寺(だいぎょうじ)の境内では、寒緋桜(カンヒザクラ)、ミツマタ、椿などが見頃を迎え、春の訪れを感じられます。
椿は、大変種類が多いので、まだこれから次々と咲き、当分の間楽しませて貰えます。
利休梅(リキュウバイ)も咲き出しました。
寒緋桜(カンヒザクラ)
荏柄天神社の梅は、もう既に終わっているかと思いましたが、まだ一部がきれいに咲いていました。
本当に長く楽しませて貰えますね。
梅の次の主役は、ミツマタ。
可愛い小さな花が寄せ集まって、丸く咲いています。
絵馬が沢山飾られた本殿とミツマタ
晴れの予報に反して、雲が多い日です。
河津桜の終わった鶴岡八幡宮では、満開の寒桜、大島桜、寒緋桜(カンヒザクラ)が境内を彩っていました。
やはり桜には青空のバックの方が似合います。
しらす漁は、1月1日~3月10日が禁漁期間です。
ということは、明後日がいよいよ解禁日ですね。
解禁したからといって、すぐに沢山獲れる訳でもないようですが、しらす大好き人間としては、楽しみな季節になりました。
買い物がてら坂ノ下の「しらす直売・三郎丸」さんの前を通るとリフォーム中のようです。
今日の海は、ドンヨリと曇っていました。
<3月11日追記>
本日しらす漁が解禁となりましたが、「鎌倉しらす日記・三郎丸」によると「ワカメが終わっていなく、しらすの群もいないようなので、出漁は3月下旬あたりを予定しております」とのことです。
坂ノ下海岸
鎌倉芸術館で10日(火)まで開催されている「平山郁夫展~東西文化交流の道シルクロードの旅」に行ってきました。
鎌倉市は2007年に日本画家の平山郁夫氏に名誉市民の称号を贈りました。
それを記念して、今回、市主催の展覧会が開催されることになったものです。
平山さんは、1972年に鎌倉にアトリエを新築され、鎌倉市と中国・敦煌が友好都市となったことにも尽力されたそうです。
10時の開館直後に到着しましたが、会場のギャラリーは多くの観覧者の熱気に包まれていました。
年齢層は高めの方が多かったように思われます。
ギャラリーは3ヶ所に分かれていて、その1では、古代ローマの遺跡やアフガニスタンなどでの素描、2のメイン会場では、シルクロード・シリーズの大作が展示され、3では、若き日の欧州写生絵巻を始め、現在の画伯の写真、ビデオ等が観られます。
出品数は合計50点ほどですが、本画は圧倒されるような迫力に満ち、素描も水彩で着色されていて筆遣いをハッキリと感じ取ることが出来ました。
会場の殆どの場所に柵がないので、これだけの作品を間近で、しかも無料で観覧させていただけたのはありがたいことでした。
残りあと3日間、会期中は無休ですので、足を運んでみられてはいかがでしょうか?
☆☆「平山郁夫展~東西文化交流の道シルクロードの旅」☆☆
期 間 : 3月10日まで(無休)
開館時間: 10時~18時(入館は17時30分まで)
入場料 : 無料
菜種梅雨(なたねづゆ)の走りかと思わせるほど雨の日が多いこの頃。
貴重な青空が広がったので、久々にフラワーセンターへ行って来ました。
お目当ての玉縄桜(タマナワザクラ)をはじめ、オカメザクラ、大寒桜(オオカンザクラ)が満開で、寒緋桜(カンヒザクラ)も見頃を迎えようとしていました。
玉縄桜は、ここフラワーセンターでソメイヨシノの実生から選抜育成されたオリジナル品種。
ソメイヨシノより早く咲き、花期の長いのが特徴です。
市内の小中学校では、フラワーセンターから寄贈された玉縄桜を育てています。
また先年、「玉縄桜をひろめる会」が設立され、会員の皆さんは、2012年の玉縄城・築城500年記念行事までに玉縄桜の木を増やし、開花させようと活動されているそうです。
桜の他にも、はなな(菜の花)、桃、パンジー、ポピー等、園内は既に春爛漫といったところです。
暖かな日差しの中、幼稚園児から高齢の方達まで、花に囲まれて楽しい時を過ごしていました。
玉縄桜(タマナワザクラ)と足元にはパンジー
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