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今年最初の天神様のお祭り「初天神」と「筆供養」が、荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)で行われました。
午前10時30分の開始時刻には、境内は人で埋め尽くされていました。
本殿右側の寒紅梅が咲き始め、スイセンもきれいに咲いていましたが、ゆっくり見ている雰囲気ではありません。
祝詞、お祓い、玉串奉てん・・・と「初天神」が厳かに進み、その後、古筆を供養し、字の上達や学問の向上を願う「筆供養」が始まりました。
近頃はパソコンばかりで、筆やペンを使うことが殆どなくなり、漢字を忘れたりますます字が下手になった自分を深く反省。
境内に甘酒の美味しそうな香りが漂っていましたが、その内、煙の臭いに変わってしまいました。
天神様は菅原道真公を祀っており、道真公が愛した花が梅ということから、天神様の境内には梅が植えられ、また梅の紋が使われているようです。
道真公が梅紋を使用したという記録はないそうですが・・・。
この荏柄天神社にも、境内のあちらこちらに梅の紋様が見られて、探し出すのもとても楽しいです。
「鎌倉で一番早く咲く寒紅梅」との木札が下がっていました
左側の白梅はこれからです
昨日は、鎌倉にも(所によって)初雪が舞いました。
我が家の周辺は、終日冷たい雨でしたが・・・
今日は、朝から晴れて暖かい日差しが降り注ぐ散歩日和。
稲村ヶ崎の海浜公園からは富士山が望め、子供を遊ばせているママさんやカメラマンがチラホラと見られました。
ボート遭難の碑(詳細は以前の記事をご参照下さい)も、暖かい日差しを受けて、まぶしそう
初雪はまだ・・・の鎌倉です。
明日の朝方は、雪かみぞれの予報ですが、さてどうでしょう?
安国論寺の静かな境内には、冷たい風が吹いていました。
本堂の両側に紅梅があり、左側の蕾がふくらんできています。
三連休は、雨や曇りの生憎のお天気になってしまい、成人の日の今日も、今年一番の寒さでした。
鶴岡八幡宮では、午後3時から「成人祭」が行われました。
神妙にお祓いを受けて・・・
男性は、烏帽子(えぼし)、直垂(ひたたれ)姿
舞殿に上がり、「玉串」の代わりに「白羽の矢」を立てて、神前を拝礼します
一方、源氏池畔の斎場では、明日の左義長神事(さぎちょうしんじ)の準備が着々と進められていました。
左義長とは、一般に「どんど焼き」といわれ、しめ飾りや松飾りをお焚き上げする火祭りのことです。
今日は、商売繁盛の神・えびす様の例祭です。
本覚寺では、元日から三が日の間、「鎌倉えびす」が行われていましたが、10日が「本えびす」とあって、境内は大賑わい。
金色の烏帽子姿の福娘さん達がついた福餅が、参詣客に振る舞われました。
福餅をいただこうという人達の行列が、夷堂から本堂の裏まで長蛇の列となり、境内を横切るのもやっとのありさまです。
私は、お守りの「にぎり福」を選んでから、早々に引き上げました。
「福笹」
鳳凰竹(ホウオウチク)に大福帳、打ち出の小槌、宝船などの縁起物が飾られています
これを買い求めて、担いで歩いている人も沢山いました
かわいい福娘さん達が、お饅頭や甘酒などを売っています
時にはカメラマンの要望で、ポーズを取らされていました
本日のメインイベント「福餅つき」
この後、餡と大根下ろしをからめて、参詣客に振る舞われます
「にぎり福」
梅干しほどの小さなお守りで、頭の上に「愛・健・財・学・福」の五文字の内、一文字が書かれています
これを毎日握ると御利益が・・・
どれも欲しいのですが、結局「健」を戴きました
手作りなので、色つけや表情が全部違い、どの子にしようか迷ってしまいます
鶴岡八幡宮の源氏池に面した「ぼたん庭園」では、早くも寒牡丹の見頃を迎えています。
多くの来園者で賑わう中、蛇の目傘や藁囲いで寒さから守られて、色とりどりのボタンが可憐にたたずんでいました。
花の種類の少ない今頃は、華やかなボタンの花を見ているだけで、まるで春を迎えたような温かな気持ちになりますね。
入園料は500円で、2月下旬頃(気候等により若干ずれる場合あり)まで楽しめます。
でも今年は、花の咲くのが早いようですので、いらっしゃる方はお早めに・・・。
美しさを競い合うボタン
後方に見えるのは、「鎌倉七福神」のひとつ「旗上弁財天」です
※鎌倉七福神とは?
浄智寺(布袋尊)・鶴岡八幡宮(弁財天)・宝戒寺(毘沙門天)・妙隆寺(寿老人)・本覚寺(夷神)・長谷寺(大黒天)・御霊神社(福禄寿)
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