浄智寺の鐘楼門工事中
ただ今、浄智寺の象徴である鐘楼門が工事中、来月中旬に竣工予定です。
お寺の奥様に鐘楼門について、以下のお話をうかがうことが出来ました。
「従来の門は、関東大震災の時に倒壊した塔頭等を建材として造られたもので、その塔頭等は江戸時代のものと思われる。
その鐘楼門が時代を経て、補修をしても危険があるため、今回新築することにした。
屋根は、ブリキ葺きであったものを銅葺きに。
そのため、新しいうちは光り輝いて、侘び・寂びを求めて見えるお客様には不満があるかもしれないが、これから長い年月を経るうちに緑青も出て、禅寺に相応しいものになっていくと思う。
また、境内の欅を切った時に取って置いたものを製材して新しい門に使う。
これこそが、禅の精神にかなうもの」とのことです。
一部に従来の門を移転、改修しているという情報がありましたが、それは誤りで、完全に壊してしまったそうです。
来月の竣工が楽しみですね。
境内では、梅、しだれ梅、椿、クロッカス等が咲き、ミツマタの蕾もかなり膨らんでいます。
メジロが梅のミツをせわしげに吸っていました。
また、境内奥に鎌倉七福神のひとつ、布袋様が祀られています。
お腹をなでると元気が出るそうです。
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